冷蔵庫

こんにちは

本日日曜日のシドニーは実に天晴れ。

これだけ天気なら、素敵な休日を過ごすしかない。

それ以外考えられない。

世間はね。そうね。

昨日も仕事今日も仕事。

楽しく仕事。明るく仕事。

昨日の夜、結構頑張ったんだけどね

終わらせられられなかったね。うん。

1時半に諦めて帰宅。

とにかく今日中には完了させるべく

6時半起床。洗濯やらごみ捨てやらを経てオフィスへ。

いや大丈夫。

世間が素晴らしい日曜をお過ごしであることは

オフィスの窓の外に広がる青空から十分に察してるから

どうぞ気にせず。どうぞ、どうぞ。

オフィスに到着してコーヒーを入れて、

じゃあミルクを少し…、と冷蔵庫を開けたところ、

水?

え、水?

なんで、水?

みずみずしいじゃない!

冷蔵庫の中、やけにみずみずしいじゃな〜い。

でも「瑞々しい」んじゃなくて、「水水」しいじゃな〜い。

ワンドアの冷蔵庫、

中の冷凍の部分に存在した大量の霜がとけ出して

なんだか庫内だけ雨降りなのである。

外はあんなに晴れ上がってるのに、

一番下の野菜庫は水たまりじゃん!!

このオフィスを引き継ぐ時に前の塾から貰い受けた冷蔵庫、

塾ができた時からだと10年有余年、

しかも新品で買ったかどうかもわからない。

そうね。寿命ってことね。

人も冷蔵庫も寿命は突然訪れるのね。

(気をつけましょうね)

痛〜い。実に痛い。

実家のこたつの角で不意に向う脛を打ったときと同じくらい痛い。

今朝は洗濯をしてて、

買って何回かしか履いていないジム用の七分丈パンツがないことに気づいた。

ジムに忘れてきたんだろうと思うけど、さすがに捨てられているはず。

「DANCE」ってピンク文字で書いてあって、結構恥ずかしかったんだが、

(非常に残念なんだけど、ダンサーの肩書きはない)

買ったばかりだから勿体無いことこの上なし。

(ダンサーじゃないとはいえ…)

二度あることはなんとやらで、もういっこなんかあったりしないだろうな。

しかし年末に向かうこの時期に痛いんだよなあ。

と、無理矢理いいふうに考えてみる。

モノにはいつか寿命がやってるわけで、

遅かれ早かれゴミになる。

冷蔵庫はたまたまこの時期、

暖かくなって片付け作業がしやすくなった今の時期を狙って壊れてくれた。

最期まで俺のことを気遣ってくれた、なんていいやつなんだ。

お葬式を出してあげられなくてごめん。

パンツに至ってはゴミとして処理すらしなくてもいいじゃないか。

もともとダンサーじゃないのにダンスって書いてあるパンツはよくなかった。

そもそもボディコンバットのクラスなんだから、ダンスはないだろう。

看護婦の格好をして、剣道の試合をしているのと同じじゃないか。

愚弄にするにも程があるのである。

とにかく今やってる作業をきちんとやり遂げれば収入があるわけで、

新しいのはそれで買っちゃえばいいのだ。

快晴の空眩しい日曜を丸丸潰して、作品を仕上げればいいのだ。

神様は神様で先に仕事をくれて、出費のショックを和らげてくれていたのである。

どこに何の問題があろうか!!

ふう…。

指が疲れた。こんなことをしている場合じゃない。

RENCLUB/Ren Yano

REN Yano -Japanese Calligrapher gained Australian PR as an artist. In 2010 his work 'place of origin' became a national property of JPN. Also he was conferred Consul-General's Commendation on in 2016.

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