昨日のボクササイズのクラス。
満員。
そりゃそうでしょう。
インストラクターはジャッキー。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=251739060&owner_id=1092488
目の前にいるとオーラでクラクラしちゃうので、
いつも中ほどよりやや後ろ目にポジショニング。
そう、
遠くから見つめるだけの儚い恋(←気持ち悪い)。
さて、
クラスも中盤、
闘志を掻き立てる音楽がルーム内にガンガン響く。
ジャッキーがステージから降りてきて檄を飛ばす。
と
あろうことか、ジャッキーがボクを見てにやりと笑い、
一直線に向かってくるではないか…。
「え、え、え、何???」
戸惑いまくるボクの脳の心配など微塵もせずに、
ジャッキーは目の前27.6cmのところまで接近。
「その靴カッコイイ。私のと色違い?」
大おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ
この靴にジャッキーが反応した!!!
と、
あろうことか
ジャッキーはボクの靴に自分の靴を寄せて、
いや、ピッタリとくっつけて、
いや、全てを一体化させるように隙間なく密着させて
いや、あれはもう融合か…、
と、とにかく興味津々見比べているではないか。
自分でもはっきり分かるくらい血圧上昇。
「なんだ、違うか。でも凄くクールだね」
彼女はそういってまたキュッって笑って、
ステージへもどっていった。
まさに二人だけの時間…。
他のヤツラはただのうごめくオブジェ。
先程戸惑いまくっていた脳からは
ありったけのドーパミンが垂れ流しになり、
密かにライバルとして争っている香港系若者の最高ジャンプの3倍も飛ぶ始末…。
これが噂の「豚もおだてりゃ木にのぼる」状態。
そして「地に足が着かない」ってのもこれかもね。
浮かれポンチのまま終了したクラス、
ジャッキーがドアを出るところでまた笑顔独り占め!!
「それ、どこで買ったのよ?」
彼女が振るわせた空気の振動がボクの鼓膜に達する。(←壊れてる)
「日本だよ。インターネットで注文できるんだ。
この靴の色、自分で好きなの選べるんだよ。だから世界に一つしかないんだ。ほら『RENCLUB』っても入ってるし。キミもナイキのサイトに行ってみるといいよ。」
ボクの脳は本当はこんなふうにしゃべりたかったのだが、垂れ流したドーパミンでドロドロになっていたため、実際に口から出たのは、
「In Japan.」
「二の句が次げない」とはこのことか…。と、諺・慣用句を一々確認。舞い上がっているクセに一部が冷静。さすがAB。
「そうなんだ。どうりでここでは見ないわね。じゃあまた。」
ジャッキーは笑顔で肩に掛けたタオルで頬の汗をぬぐいながら、ロッカールームへと消えていった。
あああああああああああ、
もう折角のチャンスだったのに、
何たる不覚!!!
靴を履いてくる時点で、
いや、靴を注文した時点でこの事態を想定し、
会話のシュミレーションをしておくんだった。
ちくしょー
これが後悔先に立たずか。
0コメント