さよならといったのは
さよならといわれそうだったから
銀色夏生氏の本からです。
(ぼくのトップの作品写真で書いてる言葉です。)
大学のころ、
彼女の詩集を片っ端から読みました。
小さくて、か弱くて、繊細で、
寂しくて、悲しくて、
でも、ほのぼのとしてて、ほんわり温かくて。
何といっても、若くて、
小さな希望があって。
中高生たちが読むものだったかもしれませんが、
ボクはひどく彼女の残す言葉のひとつひとつが気に入ってて、
何度も何度も読み返しました。
さよならといったのは
さよならといわれそうだったから
そんなこと言われたって、
ちょっと待ってよ、って感じですけど(笑)。
0コメント