掛け軸

お疲れ様です。日本の皆様台風のお見舞いを申し上げます。

すいません、途中経過を。

昨夜表具屋さんからできあがった掛け軸の写真が送られてきた。いつもデザインにはいろんな注文をつけて表具屋さんを困らせるのだが、今回も相変わらずのことで…（笑←笑っちゃダメじゃん）。

最初に出したデザイン案は、掛け軸にしてはちょっとだけ（当社比）突飛なもので、返信メールには「なかなか強烈ですね。これは、強烈です。生地、デザインともに強烈です。どうしましょ・・・どうしよう・・・・こまったこまったコマドリ姉妹・・・」（原文ママ）とあった。

「こんなもんできるか」と書かないあたりが流石だが、ストレートにできないと言われるより心が重たくなる。コマドリ姉妹って…。（http://ja.wikipedia.org/…/%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%A9%E3%82…）

それでｽｶｲﾌﾟで2日間にわたって何時間も話し合いを重ね、最終的にこういうデザインに落ち着いた（デザイン自体が落ち着いているかどうかは別の話）。今回は素材にもみ紙も使ってもらい（ファンタジーな部分ね）、なかなか素敵ないい服にしてもらった。洋間にもぴったり合いますよ～。布と紙のコンビネーションも一見の価値はあると思うので、是非お運びを。

話し合いの最中「お客さんの中で俺って面倒くさい方ですかね」と話のつなぎに軽く流す感じで聞いてみた。もちろん「いやあ、そんなことないですよ。」と返事が返ってきて、次の話題に進むと思っていた。すると何の躊躇もなく「三本の指には入りますね」という言葉が飛んできた。打てば響くというのか（ちがうな）、阿吽の呼吸というのか（ちがうな）、よっぽどなんだな…。すいません。

まだまだ作品制作中。どうやら人相が悪くなっている模様だが、あと1週間がんばる。

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