天皇陛下の83回目のお誕生日を祝うパーティが、昨夜シドニー総領事公邸で行われた。
本当に光栄なことに、今年初めて総領事館から招待状をいただいたので、謹んで出席させていただいた。
今上陛下は昭和8年(1933年)生まれ。
同級生の有名人は、お亡くなりになった方だと、永六輔さん、藤田まことさん、伊丹十三さん、菅原文太さん、渡辺淳一さん、半村良さん、藤子・F・不二雄さん、児玉清さんなど。ご存命の方だと、黒柳徹子さん、金田正一さん、大山のぶ代さん、草笛光子さん、宍戸錠さんほか。
昭和64年(1989年)1月7日に第125代の天皇に。それから28年、日本の国家元首である。
年間約1000件もの書類に目を通して署名押印をされ、約200件もの各種行事にご出席され、さらに20件近くの祭儀を執り行われていたので、施設訪問の一部を皇太子ご夫妻と秋篠宮ご夫妻に引き継ぎをされたらしいが、それでもかなりお忙しいことに変わりはない。お身体を大切に、御無理なされず、お元気で長生きなさってほしい。
ということで、総領事公邸では門を入ったところで名前チェック。そして玄関前には列ができていてその先頭で竹若総領事が一組ずつお出迎えしてくださる。
そして館内にはいって飲み物をとり、混雑している間を抜けてプールのあるお庭へ。ちょっと離れて眺めると、とにかくシドニー(NSW州)地域の偉い人たちがおしゃれな感じで談笑しているわけである。
そして、日本国国歌斉唱、オーストラリア国歌斉唱のあと、偉い人たちのスピーチ。そしてまたまた和太鼓りんどうさんのパフォーマンス(この間の総領事表彰のときにもりんどうさんは太鼓を叩いた。単純に凄い。俺がお庭でデモンストレーションさせていただくにはまだ数年必要なんだな…)。
ああいう場で天皇陛下のお誕生日をお祝いさせていただくというのは、日本国民としてやっぱり本当に光栄なことだと、何杯目だか数えるのもやめてしまったビールを喉に流し込みながらそう思った。大感謝。
追記:<一庶民の悶々>
九州の田舎の庶民の出だし、なんせ初めてなもんで、Happy Birthday♪の歌は歌うのか歌わないのか心ひそかにドキドキしていた。もし歌うなら、Happy Birthday Dear~のあとは何と歌えばいいのだろう、さすがにお名前はおそれ多いし、でもうっかり歌う奴いるかもだし、間違って昭和天皇のお名前を口走ったりしたりして、なんともワヤな感じになったりして、そうするとやっぱり”陛下”でいくのが国民として妥当なのか、いやあ、みんな絶対揃わないよなあ。歌う前に「これでいきますから、よろしく」なんつってアナウンスあったりして…。
ねえわ、そんなもん。歌いません。はい、そういう場ではございませんでした。すいませんでした。(ドキドキしてたんだけど、今となっては馬鹿みたい)
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