本日はアレクサンドリアのスタジオに雑誌の写真撮影の仕事に行ってきた。
もちろん俺が撮影されるわけじゃないさ(残念?だけどw)。撮影されるのはバレリーナのお姉さんで、俺はそのバックの書を書いたわけ。
メールでこの仕事についてやり取りしてたんだけど、結局現場に行ってから何もかも決めたかんじで、そのあたりもオーストラリアっぽいのか、こういう業界はそういうものなのか。でもみんなそれぞれプロフェッショナルなわけで、その場その場で臨機応変に対応できるというのも当然といえば当然だし、面白いところではある。
スタジオが広くて、柔らかい光が入るようになってて、自然光で撮るんだよね。ライトをバンバン当ててやるんだと思ってたから、優しい感じがした。
俺は「一期一会」と書くことになった。「一」なんて一番難しい。もちろん一発勝負だし、緊張っていうんじゃないんだけど、堅くなったのが出ちゃったな。まだまだまだまだ修行が足らんな(溜息)。
そんでもって、そのバレリーナのお姉さん。まあー、頭部が小さいんだよ。そんでまた化粧をしてるというのもあるだろうけど、綺麗なんだなあ。顔だけじゃないよ。バレリーナだから細身で柔らかい線だとしても、全身筋肉なんだな。まあ、全部ひっくるめて美しいったらないよ。
撮影のときは動きが加わるんだけど、それも筋の通ったやわらかさが光に包まれるような印象、と言ったらわかりやすいのかわかりにくいのか。また表情で全然輝きが違うしね。素晴らしかった。コンスタントにこんな仕事が欲しいよ…。
雑誌が出るまで写真とか公開できないけど、素敵なお仕事でした。まる。
しかしなんだよ。帰りながら考えたよ。当たり前っちゃあ当たり前なんだけど、海外で全く知らない人たちばかりの現場に一人でのこのこ出かけて行って、英語でコミュニケーションとりつつ、おりゃーっと字を書いてお金をいただく。こんなのが仕事になるなんて、中学高校の頃には思いつきもしなかったな。
「あの頃の未来に僕らは立っているのかな」とSMAPは歌ったが、
オレの「あの頃」はなーんにも考えてなかった。
また明日からも前を向いて歩くよ。いやまじで。
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