半切半分の紙が3枚あったから、平家物語の冒頭を書いてみた。
平家物語は中学の国語の時間にやるはずだから、
冒頭を暗唱させられた人も多いと思う。
話は逸れるが、学校でやる勉強なんて社会に出てからちっとも役に立たない、
と言っているのを聞くことがあるが、
本当にそう思っているのなら残念なことである。
さて四尺全紙の「画仙紙」のサイズは70cmx138cm。
半切はそれを縦に半分。35cmx138cm。
この紙はそれを半分。35cmx69cm。
書道のときに机で使う紙は「半紙」。
サイズは24.3cmx33.3cm。
(書道で使う紙を全部「半紙」と呼ぶのは誤り。)
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
ひとえに風の前の塵に同じ。
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